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メモリアルお墓の金宝堂のスリープライス(49.8万円[税込54.78万円]、79.8万円[87.78万円]、99.8万円[109.78万円])には、墓石・墓石の運搬料・基礎工事費・設置工事費(組み上げ・完成・お引渡しまで)・文字彫刻(家名・家紋・戒名・俗名・建立日・建立者名を各々一つ)・ステンレス装具の費用が含まれており、追加で費用がかからないようになっています。お送りさせていただくカタログにはお選び頂ける墓石のデザインが多数掲載されていますので、是非ご参考ください。
他と比べると費用が安いけど大丈夫?
メモリアルお墓の金宝堂は中間業者を通さない独自ルートの確立や過剰な在庫や大きな宣伝費をかけない、といった経費を最小限に抑えております。オーダーメイド墓石にこだわることで費用を抑えながらも高品質なお墓をご案内しております。
お墓の完成までどれくらいかかるの?
ご注文を頂いてから石の削り出し・加工を行ないますので、お墓の完成まで約2~3ヶ月となっております。その間、基礎工事や納骨堂の工事を行ないますが、お客様に安心していただけるよう、工事の途中経過を写真付きの報告書にてお送りしております。
お墓を建てるポイントが多すぎる
お墓づくりは一生で一度あるかないかの事です。しっかりとご検討され、皆様でご相談してご購入されるのが一番です。私たちのカタログにもお墓を建てるときのポイントを詳しくご説明しておりますので、是非ご活用くださいませ。また、わからないことや疑問に思うこと、お墓に関するご相談でしたらどんなことでもお電話ください。専門スタッフがご相談を承ります。
お墓を建てる方角に決まりはあるの?
お墓を建てる方角に決まりはありませんが、日当たりが良く湿気が少ない、東~南向きが良いと言われております。しかしながら、日当たりがあまり良くない場所では石の劣化を防ぎ、墓石を長持ちさせる良い場所とも言われております。墓地により様々な環境がありますので、あまり気にしすぎなくても良いかと思います。
お墓を建てる次期
昔は四十九日までに建てると言われて来ましたが、今日では決まりはございません。一般的には、お盆や春秋のお彼岸などの節目または、故人の命日や百か日・一周忌・三回忌などに合わせてご建立される方もいらっしゃいます。また、寺院にご建立する際はご住職・檀家様のご相談役にお訊ねになる事をお薦めいたします。
霊園の種類
大きく分けて「公営霊園」「共同墓地」「民営霊園」の3種類が有ります。
●「公営霊園」または公営墓地は、都道府県や市町村などの地方自治体によって運営される墓地のことです。墓石建立の際は「指定業者が御座いません」。お客様のご要望にて石材店を選べます。
●「共同墓地」は、村落や町内会などの地域コミュニティにおいて、昔から管理されている墓地を指すことが多く、まれに合同葬を共同墓地と呼ぶ場合もあります。
●「民営霊園」は、民間の法人(宗教法人または公益法人)によって経営される公園墓地です。墓石建立の際は、指定業者よりご案内があります。
お墓のサイズ
●公営霊園へ建立される際は、運営(管理)事務所にて墓石の規格サイズ・施工方法などをご確認いただく様になります。
●寺院へ建立される際は、ご住職・檀家様ご相談役・管理事務所にてご確認いただく様になります。
●公営霊園・寺院にてご確認される際には、弊社施工担当者がお供いたしますので、お気軽にご連絡ください。
●民営霊園は、是席の指定業者が御座いますので、指定業者にお問い合わせください。
お墓に彫る文字やイラストに関して
基本的には、ご自由に彫る事ができますが、寺院・宗派によって決まり事が有る場合が御座います。一度、寺院・宗派の方々へご確認される事をお薦めいたします。お墓に彫る文字は、和型・洋型問わず「◯◯家」が一般的ですが、洋型が普及した昨今では「故人がお好きな文字・花・イラスト」などを彫る方も増えて参りました。
例)「ありがとう」「安らかに」「寂」「愛」「雅」「夢」や「花のモチーフ」「乗り物のモチーフ」「故人の肖像画」などがございます。
お墓のパーツ
- 竿石:
- お墓の中で一番上に置かれ、墓碑銘が刻まれる、最も重用な部分です。
- 外柵:
- お墓の土台の役割を果たし、隣のお墓と区切りを明確にする役割があります。
- 花立:
- 一対で墓前に花を供える際に使用します。石に円筒状の穴をあけ、そこにステンレス製の花筒を入れるのが一般的です。
- 水鉢:
- 故人様に水を供えます。現在は装飾的に用いられることが多く、香炉の天井に窪みを作って水鉢とした香炉一体型もあります。
- 香炉:
- 墓前に線香をお供えする物です。地域によって「お線香を寝かせる形」「立てる形」があります。線香を立てるものは「香立」と呼ばれます。
- 墓誌:
- お墓に祀られている方の、戒名や俗名、没年月日、享年などを記載する物です。その他には納骨者の指名などを記載します。墓誌がない場合は、墓石の側面や背面に記載する場合もございます。
- 灯籠:
- 元々は灯火によって、不浄を祓う意味合いや故人を供養するために使用いたしました。
現在では装飾的な意味合いで供えられます。
石材の見分け方
お墓に使用される石材は、産地や種類によって、それぞれ違いがございます。科学的な数値としては、吸収率や見かけ比重、圧縮強度があります。特に、水の浸食を数値化した吸水率が重要視されます。吸収率が低い石材ほど、経年劣化を防ぐと考えられます。一般的には墓石に使用する石材は、吸水率が低めの石種です。弊社がお取り扱いする石材は、この様な墓石に適した石材を使用しています。
墓地の選び方
先程の「公営霊園」「共同墓地」「民営霊園」で申し上げましたが、運営母体で特色がございます。
●「公営霊園」は民営霊園に比べ墓地と維持管理費等が安く購入できます。しかし人気の有る「公営霊園」は年に1回か2回の抽選にて公募を行いますので、当選することが難しい状況です。
●「共同墓地」は、各地域の昔ながらのコミュニティーで形成され、墓地を所有される方々が共同で管理する墓地です。現在は新しく開発・募集している墓地が殆ど無い状況です。
●「民営霊園」は、民間の法人(宗教法人または公益法人)によって経営される墓地で、公営霊園に比べて高く、指定石材制度を導入し墓石を建てられる業者が決まっています。指定石材同士で取り決めを行い、価格協定を結んでいる場合が多く有ります。墓地の購入までにお時間がある際は、是非とも現地へ赴き、霊園をご確認される事を強くお勧めいたします。具体的には、管理施設(法要が出来るか?)や駐車場の広さ、交通の便、掃除(草むしり、お盆・お彼岸後の清掃)、水捌けの状況などをご確認されると安心です。
永代使用料
永代使用権を得る為に、お寺などの墓地経営者に支払われる価格の事を指します。同じ区画面積であっても、角地は高くなっていることが多く、また東西などの向きによっても金額が異なる場合がございます。
お墓の税金
お墓を取得する場合とお墓を持っている場合の税金、不動産所得剤・固定資産税・都市計画税についても、一切課税されません。そもそもお墓の権利は、所有権を取得するのではなくて、使用権を取得するにすぎないからです。墓地の経営主体は制限されていますが、墓地を経営した場合で、使用権ではなく墓地の所有権を持っていたとしても、こちらの税金は掛からない事になっています。
その他の税金
お墓の権利は自由に譲渡したり処分したりできません。仮にお墓の利権の譲渡を認めてもらった場合でも、お墓の権利は所有権ではなくて使用権ですから、譲渡所得税は掛かりません。次に相続税ですが、お墓の使用権が相続された場合、これも課税されません。消費税については、埋墓料や火葬料には消費税は掛かりませんが、墓石の購入や外柵工事代金などには、消費税が掛かります。お墓の永代使用権については、土地の使用料ですから、やはり非課税となります。以上のように、お墓に関する税金は、消費税以外は非課税となります。
耐震工事に関して
お墓は重いので、そう簡単には倒れないと考えられていますが、先の「東日本大震災」や「平成28年熊本地震」などで、多大なる被害を被りました。一度倒壊したお墓の再建は非常に難しく、新規にご建立された方が費用的に安くなる場合が多く見受けられます。地震対策には、『免震工事』・『耐震工事』があります。弊社では、免震工事と耐震工事を合わせて行います。具体的には石材同士の組み合わせには『高性能免震樹脂接着剤』を使用し、外柵と土台との組み合わせには金属製金具を使用して確実に固定いたします。竿石には耐震棒(和型墓石には1本、洋型墓石には2本)を設置するなど対策を講じています。
納骨に関して
いつまでに納骨をしなければならない、という決まりはなく、法律上でも納骨時期の規定は設けられておりません。ただ、既にお墓をお持ちの方なら、四十九日の法要当日に合わせ、納骨式も一緒に行う方の、いずれかが多いです。新たにお墓を建立される方は、建立までに時間が掛かる為、四十九日の法要後もしくは百か日や一周忌。春秋のお彼岸・初盆といった節目に、納骨式を考えられるのが大半のようです。そこで納骨式を執り行う際の手順ですが、以下をご参考に準備ください。
①お寺に納骨式の依頼(どの法要と同時に行うかなど相談)
納骨式の前に四十九日の法要をされる場合など、お寺へ事前に連絡をし、日程を決める必要があります。日にちよっては予約が難しい事もあるので、早めにご相談されるのが望ましいです。塔婆も必要であれば、その際に併せてご相談ください。
②石材店にお墓への字彫りを依頼
お墓に戒名や俗名を彫る際は、石材店に依頼をしなければなりません。お寺と同様に、早めにご依頼ください。併せて納骨式当日は、拝石を動かし納骨堂を開けなければなりませんので、お立ち会いのご依頼も必要です。
③納骨に必要な書類『遺骨埋葬許可証』などを用意する
納骨の際には『遺骨埋葬許可証』や遺影を持参します。霊園墓地なら、お墓や納骨堂の使用名義人の「使用許可証」と、印鑑も併せてお持ちください。
④参列者に日程を伝え、供物や食事・お返し物の用意
納骨式に来ていただく参列者に、日程の連絡をします。納骨時、用意したお花や果物、故人の好きな物などをお供えし、納骨式は終了です。納骨式後、僧侶や参列された方々と会食の場を設けますので、その食事。参列者にお渡しするお返し物などを事前に手配しておきます。その他の、納骨式単体で行うのなら別途、僧侶へのお布施やお車代(寺院以外で行う場合)。僧侶が納骨式後の会食を辞退されるなら、御膳料。工賃とは別途で、石材店への寸志(お立ち会い作業員へ)などがあります。
『遺族埋葬許可証』とは、火葬場に提出した「火葬埋葬許可証」に火葬終了後、火葬済みの公印が押されて返されます。その許可証の事です。納骨時に、寺院または墓地の管理事務所に提出しなければ納骨を行う事は、法律上できません。万が一、紛失された際は、速やかに火葬時の自治体や火葬場にご相談ください。なお火葬場によって、その許可証を骨壷の中にしまわれて返されている事もあります。火葬時の自治体や火葬場に、あらかじめお問い合わせください。
お墓参りに関して
先ずは、お墓の周囲の草むしりを行い、落ち葉やゴミが落ちていたら拾うか、掃き掃除をします。その後、固く水を絞ったタオルでお墓本体を磨き上げていきます。よく、お墓の上部などから水をかける人がいますが、それはご先祖様にとって「冷や水を浴びる」ことと同じ意味になるので、よくありません。墓石が痛まないようにする為にも、お墓に水をかけるのは避けましょう。
全体がキレイになりましたら、供花をし、束のままのお線香に火をつけます。煙をまとめて焚くことで、供養されていない無縁仏が近寄りにくくなるとされています。
ご自分の家のご先祖様のお墓から、関係の無い浮遊霊を追い払うようなイメージで火を灯してください。お線香を立てましたら、気持ちを込めてお墓に手を合わせ、ご先祖様に対する感謝の気持ちを伝えましょう。
最後には一礼を忘れずに。帰る時は、ゴミなどを片付けて帰りましょう。お墓の風化を早めてしますので、バケツに残った水が、お墓の周りに撒いたりしないようにします。 また、故人様が生前に好物だった食べ物などをお供えとして持参する事がありますが、お参りの後は持ち帰って食しても構いません。